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81.東寺の禁制

2019-02-20 | 百合百話

第73話」では、永禄11(1568)年9月日の日付をもつ織田信長禁制 (せ函 武家御教書並達 86)を取り上げ、信長の上洛について考えてみました。このほかにも東寺には多くの禁制が伝わっています。 永禄8(1565)年10月11日の日付をもつ一乗院覚慶禁制 (せ函 武家御教書並達 85)は、織田信長禁制の3年前のものです。この年5月19日、13代将軍足利義輝が三好三人衆、松永久秀らにより殺害され、その時に南都興福寺の一乗院門跡にいた弟の覚慶(後の足利義昭)は松永久秀により幽閉されました。覚慶は、7月28日の夜に一色藤長、細川藤孝らの協力により南都から脱出し、近江国甲賀郡和田に逃れました。その後11月21日に野洲郡矢島の少林寺に移ります。禁制はこの間に、飯川信堅、細川藤孝、一色藤長らの名前で出されました。

 

せ函武家御教書並達85号 一乗院覚慶禁制

せ函武家御教書並達85号「一乗院覚慶禁制」永禄8(1565)年10月11日

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