この「折り目」も実は重要な情報です。
400年前の古文書をどのように巻いて、送られていたり、保管されていたのか。
古文書の具体的な使い方を示しています。
古文書は、掛け軸にされたりして、
もとのかたちがわからなくなってしまっているものも多くあります。
そんななか、東寺百合文書には、中世に使われた時から、
ほとんど変わらない状態で伝わっているものも少なくありません。