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ワ函/79/

廿一口方供僧評定引付

 

  (文明十八年九月)
        同十八日
一、当寺伽藍回禄事
 去十日重而土一揆楯籠于寺中之間、為
        (政元)
 武家被仰付、以細河手、令追却之処、金堂損火、
 所謂金堂同回廊・講堂同廊・鐘楼・経蔵
 鎮守同回廊・中門并廊・南大門巳上七宇一時
 炎上、凡草創延暦十五以来六百九十二年、曁
 于斯時滅亡、是可謂時節到来、衆僧之
 愁歎・密徒之凌廃也、如祖師記文者、天下
 衰弊・国土妖乱無疑也、見聞緇素、敢
 無不驚悲者也、
一、鎮守八幡宮御神体事、火炎已懸御殿之
 間、予公遍打放御戸之処、覚永法印
 被走向、奉出神体、次執行栄増法印
 馳参、彼等相共奉舁、奉出南大門、
 然後奉移塔婆畢.
一、右之炎上之子細、被調書状、以宿老連判
 (足利義政)      (松田数秀)
 東山殿へ可被注進申之由、対馬守意見之間、
 認書状可被申分、治定畢、
      (三宝院)
一、就炎上、門跡ヨリ御訪方、令披露了、
       (十月)
         同十一日
      (後土御門天皇)
一、炎上之事、先度禁裏様へ注進被申候処、近日以奉書
          (白川忠富)
 為伝奏可申候由、伯民部卿方被申候、仍炎上事、勧進等事、
 被成官符之様、可被申入分了、
         同十三日
一、禁裏様へ炎上注進事、一紙注進申候、但官符
 等并勧進已下事、先々不可被申候、其故ハ官符
 到来アラハ、可有煩也、勧進之事者、不及 奏聞共、
 往古西院有其例之上者、不可有何苦哉、御門跡へ
 不可及尋申云々
※曁は既の下に旦

 

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